水が出なければタイで農業は成立しない

ブルーポピー

2010年05月12日 18:00

カナリア書房
アジアで農業ビジネス チャンスをつかめ!

アジア農業で活躍する日本人として
モロヘイヤヌードル製造元ハーモニーライフ社の大賀昌氏が
紹介されました♡

取材=近藤昇

当初
このカオヤイ山脈の中腹で
野菜を作る話をすると
誰もが笑っていたという

「そんな赤土だらけのところで?」と

そこで
大賀さんは
果物を作り、土壌を作り
少しずつ
赤土を黒土に変えていった

「土壌作りには家畜が必要
牛や鶏の糞、草、野菜の残渣を
堆肥にして土を作っていく

これを
有機農法と呼びます」と
大賀さんは説明する

今や60種類もの農作物を
栽培するに至ったハーモニーライフ社だが
大賀さんは
その成功の要因として
』を挙げた

「素晴らしい水源を確保できたことが
本当に大きい

150メートルほどボーリンをして
山脈からの水源を
見つけることができたんです

大学の教授からも
スイスに匹敵する水質』と
お墨付きまでもらって
他の場所で探してもなかなか見つからないですから」

タイで農業を始める際に
大きなポイントとなるのは
この『水』の問題だ

土地を購入したが
水が出なかったら
すべてが終わり

そのため最初は
レンタルから始めないと
リスクだけが極大化してしまう

その点
大賀さんは
その水源探しで
運を引き寄せた