水が出なければタイで農業は成立しない
カナリア書房
アジアで農業ビジネス チャンスをつかめ!
アジア農業で活躍する日本人として
モロヘイヤヌードル製造元ハーモニーライフ社の大賀昌氏が
紹介されました♡
取材=近藤昇
当初
このカオヤイ山脈の中腹で
野菜を作る話をすると
誰もが笑っていたという
「そんな赤土だらけのところで?」と
そこで
大賀さんは
果物を作り、土壌を作り
少しずつ
赤土を黒土に変えていった
「土壌作りには家畜が必要
牛や鶏の糞、草、野菜の残渣を
堆肥にして土を作っていく
これを
有機農法と呼びます」と
大賀さんは説明する
今や60種類もの農作物を
栽培するに至ったハーモニーライフ社だが
大賀さんは
その成功の要因として
『
水』を挙げた
「素晴らしい水源を確保できたことが
本当に大きい
150メートルほどボーリンをして
山脈からの水源を
見つけることができたんです
大学の教授からも
『
スイスに匹敵する水質』と
お墨付きまでもらって
他の場所で探してもなかなか見つからないですから」
タイで農業を始める際に
大きなポイントとなるのは
この『水』の問題だ
土地を購入したが
水が出なかったら
すべてが終わり
そのため最初は
レンタルから始めないと
リスクだけが極大化してしまう
その点
大賀さんは
その水源探しで
運を引き寄せた